展望台で軽く休憩を入れて再び出発。
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ここで今日初めてのハイカーに出会った。というか展望台の直前で先に行かせてもらった。
この方も檜洞丸は初めてで、石棚山経由で下山すると言っていた。
自分はまだ犬越路経由で考えてはいるものの、このまま雪が降ると少々厄介なことになる。なんとか止んで欲しいんだけど。。。
展望台の標高は約1,070m。
ここを過ぎると勾配が徐々にきつくなっていく。しばらくは熊笹の九十九折を登り・・・

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ハシゴ登場。しっかりと地面に支柱が埋め込まれているのでガタつきも無く安心。

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木道が徐々に増えてきて、やはり木の階段を上がっていくとベンチのある場所に出る。
この頃になると辺りはガスで真っ白。周りの山もすっかり見えなくなってきてしまった。しかも雪も断続的に降っているし。。。

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せっかくなのでドラえもん書いてみた。我ながら名画。
ちなみに、下山時にみたらもう消えていた。ハイカーさんが休憩で座ったんだろうね。もちろん、それが正しいベンチの使い方です(^^

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トレイルにも白い雪がうっすらと。
この状態、実はかなり厄介で、土は凍結して氷のようになっていて、その上にさらに雪が積もる事で滑りやすさ倍増。登りはまだ良いのですが、下りの際はかなり気を付けないとツルんと行きます。

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この時点でもまだなんとかアイゼンなしで歩けますが、着けなかった理由がもう一つ。
先ほどのベンチのあたりから木道が多くなり、アイゼン(スパイダー)を着けたままだと木道を傷つけてしまうから。かといって木道のたびに着け外しするのは正直面倒過ぎ。という事で木道はゆっくりと慎重に歩きながら進みます。

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途中、自分が中に入れそうなくらい大きなウロが。

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木道を抜けると、そこは・・・

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檜洞丸1,601m山頂到着!
まだダレもいない、独り占め・・・と行きたいところだけど、かなり寒い。
温度計では−6度位。風がまだ弱いだけましだけど、動いていないと一気に体が冷えてくる。

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山頂の祠に無事下山をお祈りして・・・

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早々に青ヶ岳山荘へと駆け込みます。
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そういえばこの山は名称は「檜洞丸」なのに、山頂直下にある山荘はなぜ「青ヶ岳」なんだろう?
ちょっと調べてみたところ、「アオ」とはこの辺りの言葉でカモシカを意味するそうで、カモシカが多いことから「青ヶ岳」の名称がついたそうです。
では「檜洞丸」はというと、この山の南側にある玄倉川の支流に「檜洞」という沢があり、その沢の登りつめたところがこの山頂であることから、「檜洞丸」となった、という説がありました。ちなみに「檜」とは中国ではブナを指す言葉で、「丸」は高いところ、とかの意味を持っていて、「洞」は狭い渓谷を指します。つまり「ブナの生い茂った狭い渓谷の登りきった頂上」という意味で「檜洞丸」、という名前が着いたのでは、と考えられます。前述の朝鮮人の移民がこの辺りに移住してきてから、この山を見てつけたのかも。。
こんな風に山の名称の由来を調べてみると、意外な発見があったりしてちょっと面白いかもしれません。

さて、その青ヶ岳山荘。
実は高校の同級生がどうやら常連で来ているらしい。というのも青ヶ岳山荘のHPにばっちり載っていたのです。
そこで山荘の小屋番さんに聞いてみたら、やはり知っているとの事。高校時代の同級生であることを話したら、山小屋のノートにその同級生が歩荷で運んできたものをメモしているのを見せてくれました。
どうやら本当に頻繁に来ているらしく、時々救助活動的なこともしているそうです。もうだいぶ疎遠になってしまった友人ではあるけど、旧友がこんなところで活躍していると思うとなんとなくうれしいね。
そのノートに、友人へのメッセージを書いておきました。また、どこかの山で会えるといいね。と。

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すっかり小屋番さんと話し込んでしまい、結構時間が経ったけど、外を見ても天気は回復していないどころか、ガスが濃くなってきているような・・。
小屋番さんに犬越路のルートについて聞いてみると、晴れているなら良いけど今日はすすめないとの事。
確かに、大笄〜小笄の辺りの岩場はかなり厄介で、特に今日のような気温が低く凍結の恐れがあり、しかも雪がうっすらついていてさらに視界も悪いとなるとコンディションとしては最悪の部類。
事前に調べていた村上さんのblogのコメントでも下りではすすめないとあったので、今日のような日ならなおさらだよね。。。ここは日を改めてトライするのが吉。そうなると、もう早めに下山しようか、という計画になり、登ってきたつつじ新道をピストンすること決定。

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急いで腹ごしらえ。
今日は久々のマルタイ棒ラーメン。久しぶりに食べたら激ウマ。リフィルに慣れきっていたせいか、ちゃんとしたラーメンを食べた感動を味わった。。。実際作る手間はそんなに変わらないし、リフィルよりマルタイかなー。

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その後もなんだと小屋番さんと話し込んでしまい・・・。

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結局11時20分に青ヶ岳山荘を出発。
お昼も含めて1時間40分も滞在してしまった・・・。でもいい山小屋だったな、また檜洞丸来るときは立ち寄ろう。
今度は、そうだな、みかん1kgくらいなら歩荷できるかな。