グランドシート
またはフットプリント。

使っている人は使ってる、要らない人は使わない。
何かと議論になることの多いグランドシート(グラシー)。
f7800939
2010年10月に購入して以来、HUBBA HUBBAのグラシーとして愛用してきたのがこのAWB。
昨年からテント泊が増えた事もあり、だいぶ痛みが目立つようになってきた。
良く見るとところどころ穴が開いていて、
DSC_1919
この辺なんかはもう完全に破れてきてしまってるし・・・。


そんな訳で、今回はグラシーのリプレイスについて検討中。
そもそも、グラシーについては使う派・使わん派で結構意見が分かれているのだけど、自分は今のところ「使う派」です。
通常、テントのボトムは他のパーツに比べて厚手で強度も高めに作られてます。
そのため、グラシーを持っていくなんて余計な荷物が増えるだけだ!と主張する人もいるみたい。

ところが、昨今の軽量化志向により、テントのボトム部分も従来のものより薄くなってきています。
主に使われているのはリップストップナイロンが主流ですが、これはいわゆる「引き裂き強度」が強い素材で、生地そのものの強さで言えば、ちょっとした岩場でこすっただけで穴が開いてしまう、なんて事もあるみたいです。
特に岩稜帯の北アルプスなんかでは、テントのボトムに穴をあけた経験のある方も多いのでは。
自分の友人からは奥多摩の三条の湯のテン場でもボトムに穴が空いてしまったそうで・・・)

個人的にグラシーを使うには大きく2つ理由があります。

一つ目は、岩や木の枝等障害物からのボトムの保護。
二つ目は、悪天候時のボトムの浸水防止。

一つ目が最も大きな理由。二つ目も大事だけど。
まず、大事なテントに穴が空いたりしたらショックで歩けなくなっちゃうかもしれない。
それにボトムの穴って、山行中は気づかない事が多くて、帰宅後乾かしたりしている最中にやっと発見、というパターンもままあるらしい。
そんな状態で1泊ならまだしも、2泊3泊するとなると、万が一悪天候に見舞われた時に浸水の憂き目をみることになる。
(まあ、2泊3泊するなら荷物の軽量化を考えたいところなので、その辺りのジレンマは否めないけど)

そんな事から自分はグランドシートを使う派なのだけど、使わない派の人たちと同じくやっぱり気になるのが「かさばる」点。特に愛用しているAll WEATHER BLANCKETは重量こそ285g程度だけど、たたんでもさほどコンパクトにはならない。純正のフットプリントを使う手もあるのだけど、あれよりも安価で、かつ軽量・耐久性のあるグラシーは無いものだろうか。

で、Google先生に聞いてみると出てくるのがまず「タイベック」だ。
03031635_4b8e1154c40a9
このタイベック、元々は建築用の素材で防水・透湿性、そして十分な強度があることからULハイカーに注目されている。主にシェルター/タープと組み合わせている場合が多いようだ。
中にはタイベックで作られたシェルターや、シュラフカバーを自作する人も。

実は自分もこのタイベックには注目していて、今年夏の燕岳〜常念縦走の際に試験的にテントの前室に敷いてその上にバックパックを置き、その実力を試してみた事がある。
DSC02617
幸い(?)常念小屋のテント場では雨に降られ、
気になっていたタイベックの防水性についてある程度の見解が得られたのだが、結果として、タイベックから雨水がしみてきてしまい、この時は下にゴミ袋を重ねて使わなければならない、という状態だった。
1回のみのテストだったので一概には言えないのだが、タイベックに対して長時間荷重がかかる状態だと、その透湿性により地面側の湿気あるいは水分が上がってきてしまい、結果として荷物が濡れてしまう事が考えられる。
となると、当然テントのボトムとして使う場合同じ事が言えるわけで、これはグラシーとしてはあまり適した素材ではない、というのが個人的な結論だ。
つまり、防水性についてはテントのボトムに任せて、ボトムの保護にのみ特化するのであれば、タイベックはグラシーとして軽量かつ十分な強度を持っている優れもの、と考えられるかと。

うむ、そうなると「悪天候時のボトムの浸水防止」については妥協せざるを得ないだろうか・・・と思って色々調べてみると、タイベックよりもグラシーに向いていそうな素材を発見!
k29-1323
こちらもやはり建築用素材なのだけど、タイベックと決定的に異なるのは「透湿性」は無い事。つまり、防水・防湿のシートなのだ。
しかも、調べてみるとこのシート、重量もg辺りの重さはタイベックと変わらないそうで。
問題は「強度・耐久性」だ。いわゆるゴムっぽい素材?のように見えるのだけど実際のところはどうなのだろう?
また、もしこれに切り替えるにしても、AWBのような、地熱の遮断までは期待出来ないだろう。
そうなると冬場のテン泊時にはシュラフサイズの銀マットまたはアストロフォイルを活用するか。でもそうするとテント内全体の冷えまでは防げないんだよね。
この辺りは、雪上でテント張る場合はAWBの方がややメリットの方が大きいかもしれない。

いずれにしてもこのプロテクシート、かなりの激安で入手が出来る。幅1m×27mで1,000円ちょっと!安い!
けど、27mもいらない・・・。そして幅も1mと、HUBBA HUBBAの短辺には30cmほど足りない。けどこれは探せばちょうど良いのがありそう。
ホームセンターとかで切り売りしてると一番いいのだけど。
興味のある人、共同購入します?w

という事で、グラシーについてはもう少し調べてみてから購入も考えてみたいと思ってます(^^