みなさん山登る人も登らない人も、山、ってとう思ってるんだろう?
たのしい、きれい、気持ち良い、かっこいい、ツライ、キツイ、つまらない、その他‥まぁ色々あるだろうな。
そのなかには恐い、ってのもあるだろうか。
自分にとっての山は、やっぱりキレイ、楽しい、とかあるけど、その根底にズンと寝っ転がってるのは、怖い、です。

子供の頃から神奈川で育ちで、丹沢の山に見慣れた自分にとっては、大人になってから実際に目にした北アルプスや南アルプスの山は、本当に背筋がゾクっとするくらい、”怖い”山だった。
冬、スキーで訪れた八方尾根のゲレンデから眺めた白馬三山や、
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中央高速の長坂〜須玉付近を走行していると、右手に見える甲斐駒、鳳凰三山の姿。
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まるで中央道に覆いかぶさってくるような錯覚に陥るような迫力がある。
そんな北アとか南アとかを見ていると、行ってみたい!と思いつつ自分が立ち入ってよいのだろうか?
とか思ってしまう。
キレイで、雄大で、その圧倒的な広さに、まるで自分がすべて受け入れられているかのような錯覚に陥ってしまうけど、本当はそんなことは無いんだよね。
自然って、やっぱり厳しい。
山の道具も、登山方法もどんどん進化していて、昔よりも何倍もの速さでより遠く、より高く行けるようになった山。
でも、自然から見ればそんなのはお構いなしに、やっぱり動物にも、植物にも、昆虫にも、そして当然人間に対しても平等に厳しい。

正直、こないだの燕岳〜常念岳縦走で初日、
大天井岳や裏銀座が見えたとき、キレイ!とも思ったけど同時に怖い、とも思った。


山を畏怖する気持ちは今でもやっぱり変わらない。
この先いくつも山を登ったりして、そのうち幾つかは恐い思いをするかもしれない。
でもやっぱり山ってキレイで素晴らしくて、←陳腐だけど。
それでもやっぱり恐いって、忘れちゃいけないと思う。そのうえで、どこまで自分が立ち入れるか。
そのギリギリを見極めながら、登るんだろうなあ。
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この夏の遭難事故について色々調べていて、ふとそんなことを思いました、とさ。