赤岳を後にして、稜線を振り返ると、これぞ八ヶ岳！とういう光景が広がっていた。
稜線DASHをかました直後あたりから、稜線は徐々に岩場交じりのアップダウンに変わっていく。
場所によっては危険を感じるところもあるのだが、時折見られる花々にふっと息を抜いてリラックス、リラックス。
一歩進むごとに荒々しさを増していくトレイル。
そしてここは標高2700mオーバーの稜線。照りつける太陽が容赦なく体力を消耗させていく。
岩場の緊張感とあわせると疲労は結構あるはず・・・なのだが、さほど疲れを感じない。
やはり昨晩しっかりと睡眠を取れたことと、そしてこの天気、アドレナリン出まくりなんだろうな、俺も隊員Tも。
八ヶ岳という山は、遠くから見ても山頂部は結構な荒々しさを感じるけど、いざその稜線を歩いてみると本当にその険しさを実感できる。
ほとんど垂直に近い壁を鎖とわずかな足場を頼りに登っていく。
まさに気分はクライマーズ・ハイだ。
岩場を登った先に広がっていたお花畑。
普段なら絶対やらない、崖の先端に立っての一枚。
実は足、ガクガクだったりしてね。
9時55分、三叉峰を通過。
岩壁を登って・・・
振り返ると赤岳と阿弥陀岳の間に南アルプスが雲海の中に浮かんで見えている。
刻々と変わる山の表情は、見ていて本当に飽きないな。
そんな絶景トレイルを歩く事約1時間ちょっと、ようやく横岳の姿が前方に。
ハシゴを登って
見えた！
10時9分、横岳2829mに登頂！
お決まり、意味なしポーズ！山頂標識がちょっとグラついてたので一瞬焦ったぜ。
それにしてもここもまた絶景。湧き上がる雲と山の姿にしばし見惚れる。
さて、一休みしたら硫黄岳山荘を目指そうか。
朝からもう4時間近く歩き通しなのでお腹も空いてきた。ねえ、デューク更家さんｗ
コメント