予定外のルート間違いで時間を取ってしまったが12時58分、本日のお宿・本七合目の見晴館に到着。
DSC_0499
こちらは前日の6月29日にOpenしたばかり。まだまだ営業の準備中。
DSC_0506
看板もこれからかけるみたい。

小屋の人に声をかけると、開業の準備で忙しいらしい。時間がかかったとは言え時間はまだ13時前。
という事で小屋の奥に荷物だけ置かせてもらい、しばらく外でのんびりすることに。
DSC_0510

見晴館からは富士山の山頂も良く見える。
ややガスが多いものの天気は快晴!
富士山と言うと黒い溶岩の大地、水の無い山、と言うイメージだけど、この時期は雪解け水の流れる音があちこちから聞こえていて、何だか沢の近くにいるみたいだ。
DSC_0500
という事で、外で履いてきた靴を干しておく。
DSC_0512
小屋の奥にあるテーブルに腰掛けてコーヒーを飲んだり、日向ぼっこのようにまったり。
DSC_0518
すると一人のご老人が降りてきた。
ヘルメットにピッケル・アイゼンとかなりの重装備。どうやら雪渓を上から下ってきたらしい。
声をかけて話をしてみると、もう富士山には還暦を過ぎてから39回も登っているとのこと。それまでは北アルプスや南アルプスを主に登っていたツワモノだ。
好きな山域は穂高連峰。しかもメインではなくバリエーションを攻めていたという、ツワモノの中でもトップクラス。
そんなご老人のオススメは剱岳。話を聞いていると行ってみたくなった。剣沢で一泊してアタックとかがオススメだって。

すっかり話し込んでしまったご老人を見送り、再び今度は雲上ワインバー!
これをやりたかった!
DSC_0521
DSC_0519
標高3,200mの絶景バー。

ワインを飲んでいるとまた登山客に声をかけられた。
下から上がってきてついさっき見晴館に到着。
見晴館が空いているので今日一泊することにしたらしい。
その方、なんとシーズンが始まると毎週富士山に登っているという猛者。
こちらは1回来るのでも大変なのに、毎週とは本当にすごい!富士山というのはそう言う何か引きつける魅力があるんだろう。
そう言えば、始めて富士山に来た9年前は、ただ勢いで登ってとりあえず登頂したぜ!という感じだった。
しかし今回の2回目は、山歩きの楽しさや技術なども多少なりとも身につけてのチャレンジ。
そんな心構えで登ってみると、富士山の魅力がとてもよく分かる気がするのだ。
「一度も登らぬバカ、二度登るバカ」
という言葉があるけど、どうやら俺は後者の方に目覚めてしまいそうだ。

ちなみにこの方とは夜宿で話をさせていただいたり、翌日も所々でお会いした。
富士山登頂記録で有名な佐々木氏ともお知り合いらしい。
こちらの方

この時、明日のご来光を山頂で見るかここで見るかまだ迷っていたのだけど、この方のお話を聞いて結局見晴館で見ることに決定。
見晴館からのその名通りの展望を楽しみながら日暮れを迎えた。
DSC_0524
DSC_0526
↑一瞬、太陽の左脇の雲に虹がかかる。
DSC_0535
影。
DSC_0537
生憎下の方は分厚い雲に覆われてしまい見えないけど、その分空がとても綺麗だ。
羽毛のような雲が空に広がり、なんとなくしばらく見とれていた。