と言うわけで、先週末行って来た白馬岳の総括。
今回はよかった点、反省点、色々アリアリです。
◆登山データ
【9月23日】
06:53 猿倉出発
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07:06 鑓温泉登山口分岐
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07:55 白馬尻小屋着
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休憩
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08:21 白馬尻小屋発
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09:11 大雪渓登山口（アイゼン着）
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09:50 大雪渓上部着
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休憩
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10:13 大雪渓上部出発
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11:40 避難小屋通過
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12:36 ガンバレ岩通過
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12:44 白馬頂上宿舎着
頂上宿舎テント場にて幕営。
【9月24日】
05:48 起床
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07:27 頂上宿舎撤収・出発
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07:56 白馬山荘着
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朝食
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08:54 白馬山荘発
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09:15 白馬岳山頂着
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09:20 白馬岳山頂発
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09:52 三国境着
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休憩・ウェアリング調整
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10:11 三国境発
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10:48 小蓮華山着
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11:33 船越の頭通過
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12:06 白馬大池山荘着
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昼食
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13:05 白馬大池山荘発
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13:35 乗鞍岳通過
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14:30 天狗原 湿原着
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15:34 栂池自然園着
続いて今回を振り返って。
○初の雪渓歩きはちょっと物足りなかったかな。もし機会があれば夏道ルートでもう一度チャレンジしてみたい。
その時は杓子〜鑓で鑓温泉かな〜。
○事前のMPが良かったのか、白馬岳上部は予報の通り夜は-2度程度。強風が吹いて体感温度が下がることを想定してダウン上下、ダウンシューズやカイロ、冬用シュラフなどを用意していったおかげでなんとかテントで眠ることが出来た。ちなみに俺はダウン上下に夏用シュラフ（ナンガ250DX）＋ダウンシューズで寒さ自体は感じず寝られた。
今回の経験から、夏の北アは、天候によって気温差が大きいため例え夏用シュラフを持っていくときでもダウン上下くらいは最低持って行ったほうがいいのかも知れない。
○今回初の実戦投入となったMSR HUBBAHUBBA HP。
頂上宿舎に着いた時からかなりの強風で、そのためにガイラインなどをしっかり張ったのが良かったのか一晩持ちこたえてくれた。
まさに暴風というにふさわしく、オマケに雪まで降り出す悪環境にもかかわらずテント自体は無傷。
しかし、その後この記事で、やはりここでもHUBBAHUBBAが潰れるほどの強風が吹くことを知った。
もしかしたらこの時の風が、このテントのある意味上限かもしれない。とは言えかなりの強さまで耐えられるみたいだ。過信は禁物だけど。
前室も広くて使い易い。前後に二つあり、しかも出入り口が両方にあるのは今回のように二人で使う場合でも非常に便利だった。
室内も高さがあり、前後左右に余裕があるので窮屈感はあまりない。やはり快適なテントは良いね。
ちなみに風が強かったせいもあり、結露はフライ・インナー共にほとんど無かった。
それにしても雪は降るかもとは思ったけどホントに降るとは思わなかったので驚いた。防寒対策をしてきて良かった。
○今回なぜか高山病は全く無かった。初日の睡眠時間1時間半程度だったのに。テンションの高さでカバーした？？
○頂上宿舎の外トイレは男女別だけど紙は無し。宿舎の中にはキレイな紙付のトイレあり。ただし1回100円。
嫁さんはこちらのトイレの方が良いって言ってた。まあ異論は無い。
○この時期でも外の水場は翌朝になると蛇口が凍結してしまい給水が出来なかった。
俺らは夜のうちにある程度水を確保して、シュラフの間においていたので凍結は全く無かった。
○二日目はとにかくすばらしかった！
白馬岳〜大池までのトレイルは絶対また歩きたい！
○大池までは良いけど、大池〜栂池は反対にもう歩きたくないかも。。。
今度こっちに降りる時は蓮華温泉に行くか、風吹小屋方面に行くか・・・。
○高山に入る時は食事は出来るだけシンプルで簡単に出来るものが良いと改めて実感。
手の凝った料理は言いのだが、今回のように天候が急変してしまう場合、テント内での調理を余儀なくされるケースもある。そう考えると凝りすぎるのも考え物。強風下ではテント内でのバーナー使用もかなり危険度高いのでなお更。
○今回偶然同じ日に白馬岳に来ていた隊員Y。初日に白馬山荘に行ったときは残念ながら会えなかったが、二日目、こちらが白馬山荘に向かっている途中に奇跡的に遭遇。
この日彼女らは杓子岳〜白馬鑓ヶ岳に登ってそのあと鑓温泉に行ったらしい。羨望の眼差しで彼女らを見送ったのは言うまでもない。
きっとあちらも素晴らしいトレイルだったことだろう。
○そうそう、隊員Ｙに遭遇する少し前に出会ったおじさん。
なんでも頂上宿舎でテント泊の予定をあまりの寒さと強風で小屋泊素泊まりに変更したらしい。
あんな天候だし、無理をしないで回避するのも判断の１つだ。俺らももしかしたらテン泊断念していたかもしれないしね。
こっからは反省点。
▲あれだけ冬の装備を持っていったのに、手袋を忘れたのは痛かった。おかげで手が霜焼け？あかぎれ?みたいになってしまって辛かった・・・。
▲夜ごはんでホントはハンバーグを持っていくツモリが自宅にマサカの置き忘れ。超残念。でも調理できなかったかもしれないからこれはこれでよかったか。
▲今回あるアイテムを導入したおかげで踵の靴擦れは全く無し！・・・代わりに両親指の裏が豆できてしまった。
痛みを感じたときにアイテム使えばよかったのに無理したのが悪かった。
▲テント内をもうチョイ整理して使えるようになりたい。
PEAKSでダメだしされてた人を笑えないな。
▲これは反省ってワケではないけど、ザックの余分なストラップとか、やっぱり切っておこう。
稜線を歩いてる時強風にあおられて顔とかに当たって痛かった・・・。
まだまだ反省点あるけど、総じて満足度の高い山行だった！
100点満点中そうだな、88点！
12点は下山時のあの岩場・・・アレさえなければ満点だったかな。
それから！
今回初テント泊だった嫁さん。45Lのザックに結構荷物詰め込んでの登山は大変だったと思うけどホントに良く頑張ったと思う。きっとこれならもう少し高い山でも行けるだろう。
なんだかんだで低山登山が良いトレーニングになっていたみたいだね。あとは下山を上手く出来るようになればもっと楽しいと思う。
それにしても二日目の印象が強すぎて頭から稜線歩きの風景が離れませんｗｗ
次は杓子〜鑓も含めて三山制覇をしたいね。そして鑓温泉で一泊！
さあ、次の山はどこに行こうか・・・。
下山してからもうそのことばかりでアタマが一杯になってしまう、そんなすばらしい山行でした。
以上、秋山登山 白馬岳 終わり。
コメント
コメント一覧 (2)
コメントありがとうございます〜
初日はちょうどお昼くらいから天候が荒れてきて、そのまま翌朝まで風と雪に悩まされました(*_*)
ハバハバのメッシュの方で来てる人も居ましたが、だいぶ寒かったんじゃないかと‥
シャングリラは、まさかあの場所でお目にかかるとは思っていなかったので驚きました。
確かにペグダウンさえしっかりできれ
ば風には強いかもですね。
北岳もヤマレコ見ました！
やっぱり北岳も行きたいなぁ‥
白馬岳、人気のある山だけあるなぁと、景色とかもかなり良かったです！
ぜひ行ってみてください(^^)
行動時の天気が良くてなによりですが、大分寒かったようですね。
強風のテント泊は未経験なんですが、リッジレストじゃメッシュだらけで大変なことになりそうです…。
ちなみにシャングリラの様な形は、耐風性がかなり高いらしいですよ。
白馬岳〜大池はほんとうに綺麗ですね！
来年は白馬に行こう…。