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山へ、森へ、歩いたり、走ったり。

2012年09月

今年は例年と違って、6月以降は高山に行く機会が多かった。
要するに、夏山シーズン。

6月末の富士山
7月の甲武信ヶ岳
8月上旬の八ヶ岳
8月中旬の燕岳〜大天井岳〜常念岳
9月の涸沢

あ、今年の目標にしている南アルプスがまだ入ってない・・・けど、今週末行く予定。

で、その後、今年のシメのアルプス登山として、どこに行こうか悩み中。
今回はソロで考えてます。


厳冬期装備をまだ持っていない自分としては、北・南共にアルプスを登れるのは本格的に雪が降り始めるまでのあとわずかな期間。
しかもアプローチの比較的良いところでなければちょっと厳しいだろう。
基本的に一泊二日で行く予定なので、いけそうなところも限られてくる。

【1】南アルプス 北岳
Kitadake
※wikiより。
3,193m、日本第2位の高峰、南アルプスの北部に鎮座する山。
本当は9月の3連休に白峰三山縦走で行く予定だったのだけど諸事情で行けなかった。結構心残りと言えば心残り。
ぜひ肩の小屋にテントを張って、雲海の上からの夜明けを眺めてみたい!
ちなみにこないだの涸沢で行くはずだった奥穂高岳は3,190m。わずか3m差で3位。
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典型的なO型の僕は整理整頓、片付けとかそう言うのはホントに苦手。
いや、苦手と言うか、自分はこれでOKと思っていても他人から見たらもうちょい何とかしたら?って思われる事が多い。
もちろん、そうじゃないO型の人もいるだろうけど。



そんな僕でも山行のあとの道具のメンテナンスは欠かさない。



道具を長持ちさせることも目的だけど、山道具には1日、もしくは数日命を預ける事になる。
もし道具がいつも通りのパフォーマンスを発揮出来なければ、場合によっては遭難という事態もありうる。
だから山行後のメンテナンスで道具の状態をしっかり確認して、また次の山行でも期待通りのパフォーマンスを発揮出来るようにしてやる。これも持ち主の義務。



まぁ、本当は次の山が楽しみで仕方ないだけかも知れないけどね(^^)。

9月24日 月曜 3日目。
泣いても笑っても今日が最終日。最後くらいは晴れの涸沢を見たい・・と思っていたけど、朝5時30に起きて最初に聞いた音はまたも雨音だった。
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今日は雨だろうが晴れだろうがとにかく下山日。
とりあえず身支度を済ませ、テント以外のものを一旦パッキングして小屋まで移動し、朝食を採る。
その後、テントの撤収。

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二日連続で雨に打たれたHUBBA HUBBA HP。雨漏りする事は無かったが、さすがにフライも水を含んでしっとりとしてしまっている。ただ、初日にサイドのガイラインを追加して、小まめにテンションをかけ直していたのが功を奏したのかインナーまで濡れてしまうことは無かった。
ともあれ、雨を簡単にはたいて手早く撤収。

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テントを片付けた後にはHUBBA HUBBAのカタチに乾いた地面が残っていた。

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それにしても今回このコンパネを借りておいて本当に良かった。
2日で1,000円を高いと見るか安いと見るかは個人によるだろうけど、幕営する場所によっては絶対借りた方が良い(数に限りはあるけど)。これによってインナーのボトムの岩場からの保護、雨による濡れの軽減、そして何よりフラットな寝心地を得る事が出来る。
ちなみにサイズはおそらく2m×1mくらいか。HUBBA HUBBAと比べるとやや小さいのだが、全然問題は無かった。続きを読む

時刻は14時45分。
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朝は夕方18時までは雨が降り続く予報だったが、この時間になって予報がまた変わったらしい。
涸沢を濡らした雨はすっかりあがり、分厚い雲の向こうからは青空も見えてきた。

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数の少なくなったテント場は雨上がりのガスに覆われている。
北穂方面には南稜の姿も見えてきた。
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9月23日日曜 2日目。

深夜、テントのフライにパラパラと何かが当たっている音がした。
風が出てきて、砂埃でも舞ってるのかな?と思って、特に気にせずそのまま再び眠りにつく。
この時点でもまだそのことは全く想像だにしていなかった。


午前3時30分、予定通り起床。
フライを叩く音がはっきりと聞こえる。これは・・・・間違いなく雨音。
外に出てみると、普通に、雨。

とりあえず、奥穂の早朝アタックは一旦中止。どうせこの天気では御来光も拝めない。
陽が出て雨が止んだら登り始めても充分時間はある。
そう思いなおして再びシュラフにもぐりこんだ。

それから2時間半後。
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午前7時5分。
雨は止まなかった。

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奥穂方面には分厚い雨雲がかかっている。
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常念側もどんよりとした天気。
一昨日まで天気予報では、この3日間は持つはずだったのに。続きを読む

大勢のハイカーで賑わう涸沢ヒュッテのテラス。
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正直、9月の三連休後、通常の土日の週末、かつ、紅葉の季節をずらし、さらに10月には紅葉本番を控えている涸沢はもっと人が少なくてひっそりとしているものだと思っていた。
しかし、その予想は大きく外れていた。ここはきっと夏〜秋のシーズンはいつ来てもこのくらいは人がいるんだろう。
でもそれもうなずける。こんな名峰に囲まれたパノラマ空間、ハイカーにとって楽園のようだ。
そしてヒュッテもとても綺麗だし、設備も整っている。不満を探す方が大変なくらいだ。

それはさておき、テントを張ってお昼も食べてほっとしたのか、嫁さんはいつものようにお昼ねタイムが来たようだ。
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まだ昼間だしそんなに寒くはない。風もほぼ無風。外気温は12度ほどで、テントの中に入るとさらに暖かい。
とは言え念には念を、という事でシュラフには持参した銀マットを足元に引いておく。
程なくして、嫁さんは夢の中へご出立。
天気の良い涸沢で昼寝、なんて贅沢。

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という事で、テント場の前の岩場で、目の前の常念山脈と、流れる雲をつまみにワインをちびり。

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時間はたっぷりあるので、涸沢小屋まで行ってみた。
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涸沢小屋の方が高いところに建てられているのでテン場が一望できる。
ちなみに涸沢ヒュッテは期間営業、涸沢小屋は通年営業。
ヒュッテの位置は雪崩の通り道になっているので、雪が降る時期は営業していない。
涸沢小屋は北穂南稜の下の斜面にへばりつく様に建っているので、雪の影響はあまり受けないのだ。

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涸沢に向けてクライム・オン!
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本谷橋を過ぎてようやく登山らしくなってきた。
ちなみに本谷橋は標高が約1,780m、目指す涸沢は約2,300m。標高差600mをスイッチバックしたりガレ沢をトラバースしたりしながら登っていく。
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北側斜面にあたるところは鬱蒼と苔が生い茂り、緑もまだまだきれい。
あと1ヶ月もすればこの辺りもすっかり色づいているんだろうね。

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本谷橋から約35分、ガレ場をトラバースした先に稜線が見えた。
あの尖がった山が前穂、そしてなだらかな稜線は吊尾根。つまり、その下に広がるのは涸沢カール!
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そしてこちらはおそらくだけどA沢コル〜飛騨泣き。登り返した右側は長谷川ピークの辺りか。つまりその先は大キレット!
くー!続きを読む

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歩くにつれ、緑が深くなる。

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徳澤園からのトレイルは梓川を外れてやや樹林帯の中を歩く。と言っても引き続きアップダウンはほぼ無しの快適なトレッキングだ。
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徳澤園から10分弱で新村橋。こちらを渡ると岳沢〜重太郎新道〜紀美子平を経由し前穂へと至るルート。
このルートはめちゃ歩いてみたい!前穂への急登はキツそうだけど・・・。

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だいぶ太陽も高く上がり、森の中にも陽が指し始める。
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明神館を後にして徳澤園を目指す。
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左手に見える明神岳も少しずつ姿が変わっていく。この角度からはお初なのだ。

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それにしても上高地のトレイルは緑が濃いんだけど、どこかさわやか。何となく雰囲気が優しいというか、女性的なところがある。
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そして苔も瑞々しい。今年は苔のトレイルについては甲武信ヶ岳八ヶ岳と、大当たりだ。続きを読む

3年ぶりの上高地、いよいよあの尾根の向こうへ。
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9月22日土曜。
深夜の高速では、途中もの凄い豪雨に見舞われたけどなんとか予定通り沢渡の駐車場に到着。
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1時間半ほど仮眠を取り出発の準備を整えていると、トイレに行った嫁さんが既に上高地行きのバスが動いている、とのこと。あれ?沢渡からのバスは5時40分だったハズなんだけど・・・。
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慌てて準備を済ませてバス停に行ってみると既にハイカーの列が。程なくしてバスが到着。
という事で予定より30分早く、5時10分に沢渡のバス停を出発。
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さすがに連休後の土曜とあってハイカーは少ないだろう。バスもこの通り空いてるし。
・・・しかし、この考えは間違っていたとすぐに気づかされる。
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