u n l i m i t e d

山へ、森へ、歩いたり、走ったり。

2011年12月

27日に仕事納めをしてから実家で餅つきやら山掃除やら・・と色々やっておりましたら、気づけばもう31日。大晦日。あっという間に2011年もあと数時間で、2012年にバトンタッチ。

年々1年が過ぎ去るスピードが速くなっているのは歳のせいとも言うけれど、今年はどの人にも早い1年だったんじゃないだろうか。
特に3月11日の大震災からこれまでは、色々なことあありすぎて振り返るのも大変なくらいだ。
プライベートでは山・山・山な日々で、仕事でも大波小波。良い意味でも悪い意味でもアップダウンの激しい毎日が過ぎ去りやってきた2011年12月31日。
それでも今年一年は得るものの大きかった年だと思いたいですね。
山でも、人でも。新しく知り合えた人との出会いは大切にして、来るべき2012年に大きくつなげられれば良いなあ、と。

あ、山のことで言えばですね、今年遣り残したことが幾つかありまして。
まずは「ソロ山行(テン泊)」。
山に行く機会は昨年よりも増えたものの、なかなかソロテン泊で行く機会が作れなかった。仲間や嫁さんと行くのはもちろん楽しいので今後も続けて行きたいのだけど、ソロで行ってまた学ぶこともあると思うので。
これは来年早々にも実行したいなと。

それから、日本で一番高い山へ。
いや、行ったことはあるのだけどね、ある程度山に登る機会が増えた今もう一度登ってみてどう感じるか。
嫁さんもまだ登ったことが無いので、こちらも来年の目標。

さらに、新たな目標「ロングトレイル」。
これは実行出来るかどうか微妙だけど、最低でも2泊3日以上のトレイルにチャレンジしてみたい。
一番行ってみたいのは栂海新道。かなり過酷らしいけど、2900m→海抜0mを歩いてカンパイしてみたい。
あとは白峰三山縦走もね。今年行けなかったし。

と、相変わらず山目標ばかりが目立ちますが、チャリ旅も再開したいと思ってます。
せっかくだからテント持ってどこかのんびり走ってみたいなあ。
それから、来年はおそらくプライベートでも大きな変化があるでしょう。なので↑に書いたことがどこまで実現出来るかわからないけど、これらを目標にまた頑張って行きたいと思います。

最後に、今年一年この稚拙なblogを見てくれた皆さんに感謝します。
もし良かったら引き続き来年も見てやってください。

それでは皆さん、2011年、本当にお疲れサマでした。
2012年が皆さんにとって良い一年でありますように!

2011年も最後の日になって、ようやく時間が取れました。
と言うわけで、先日12月25日の塔ノ岳についての総括でございます。
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◆登山データ
8:31 ヤビツ峠発

8:47 富士見山荘着

8:53 塔ノ岳登山口

9:36 二ノ塔着

9:54 三ノ塔着

10:19 烏尾小屋着

10:40 行者岳着

11:19 新大日茶屋着

11:29 木ノ又小屋着

11:49 塔ノ岳山頂着

昼休憩

13:21 塔ノ岳発

13:40 花立山荘通過

14:04 堀山の家通過

14:16 駒止茶屋通過

14:36 富士見茶屋

小休止

14:57 大倉高原の家通過

15:08 観音茶屋通過

15:18 林道合流

15:27 大倉バス停着

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先日とある掲示板を見ていたら、snowpeakが2012シーズンから山岳テントに参入するとの情報が。
さっそく詳細を調べてみると、新たに展開するのはこの「ラゴ」シリーズらしい。

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↑こちらは二人用のラゴ2

snowpeakというとちょっとハイエンド寄りなファミリーキャンプ用のアウトドア用品を展開している、というイメージがあるけど、サイトを見るとどうやらかなり本気で山岳テント市場に参入してくるらしい。
スペックなどの詳細は公式サイトを見ていただくとして、このテントのコンセプトが「日本の山岳環境を考慮して作られたテント」というところ。
特徴的なのは通常のテントで言う「前室」にあたる機能をなんとテント内に取り入れてしまったところだ。
この構造によりフライシートの前後をカットし軽量化を図るとともに、入口からテント内に靴を履いたままアクセスができるようになっている。つまり、テントのインナー内に土間のようなものが設けられており、ここで靴の脱ぎ履きができるのだ。
この土間に当たる部分はバスタブ状になっていて、カバーをかけることで塞ぐことができる。雨天時の浸水などの心配はなさそう。
さらに言えばこの土間部分にバーナーを置いての調理も可能だろう(メーカーは推奨しないだろうけど)。
テント内での火器の取り扱いにはシビアにならざるを得ないので、これはこれで一つの機能として面白いと思う。
その他にもインナーから張れるようになっている張り綱や、サイドの張り綱は2段階構造になっていたり、また、フレームはスリーブ式で片方が袋状になっているなど、山岳テントとしての基本もしっかり押さえられているように思える。

ちなみにこの手の「土間」を持つテントと言えばアライの「ドマドーム」が浮かぶ。
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その完成度の高さから、ファミキャンのみならず山岳でも使われているテントだが、「ラゴ」シリーズの特筆すべき点はその重量。
↑のドマドームライトは二人用でも重量が2,000g(本体+フレーム)なのに対し、ラゴ2は重量が1,450g(本体+フレーム)と550gも軽量。それでいてディメンションは225×130×100(長辺×短辺×高さ、cm)とかなり広い。
自分の愛用しているMSRのHUBBAHUBBA HPもインナーはほぼ同じディメンションだが、フライシートのある分だけより広い幕営面積が必要となる。
前室を作らない、かつ短辺に出入り口がある構造だからこそ、必ずしも広いとは言い難い日本のテント場事情をよく考えて作られているものだと感心してしまった。
これが1年早く出ていたら・・・と、若干思ったりもする。

スペック上からは良いところばかり目立つが、懸念点もいくつかある。
一つはその特徴である土間部分。
ここを開けている状態で、たとえば稜線などの強風下で使用した場合に空気がインナー内に入り込み、本体が舞い上がってしまうようなことはないのだろうか?
また、フライの構造についても、サイドの下部、地面との距離がやや広く見えるところと、前後に設けられたバイザー部分が結構風の影響を受けそうで、耐風性能や雨の吹き込みが気になるところだ。
それにスリーブ構造のためフライとインナーの隙間に風が通りにくくなっているので、サイドのフライがかかる部分の結露は結構激しそう。
そして悪天候下でテント内に入るときに、前室がないことでインナーに風雨が吹き込んでは来ないだろうか?

・・・とまあ、いろいろと妄想をしてみたけど、まだ実際に使用している人のレポートが無いからなんとも言えないね。
発売は来年4月予定らしいので、購入した人のレポートや、年明けの山雑誌などでも特集されそうなのでそのあたりをじっくり見てみたいところだ。

下山スタートして最初に出てくるのが「花立山荘」
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ここまで山頂から結構急ぎ目で約15分。
山頂ではアウターシェルの下にダウンベストを着込んでいたけど、やっと体が温まってきたのでここでダウンを外す。
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ちなみに、大倉尾根は山小屋が多くほぼ20分~30分置きくらいに小屋が点在している。通年営業している小屋も多いようだが、この日営業していた(らしい)小屋は山頂の尊仏山荘、ここの花立小屋、堀山の家、富士見小屋、観音小屋。
ヤビツ峠からの山荘も加えると、今回のルート上には実に11も小屋・茶屋が点在している。
これだけで一つの記事がかけそうだけど、今回ははっしょって行きまっせ。

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花立小屋から約25分で堀山の家に到着。
ここは
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これで有名だね。
そして
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猛人注意らしい(笑)。危ないので早々に立ち去る。

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続いて駒止茶屋。
見た感じ人の気配なし、ここもこの日は休みだったのかね?

そしてここまでハイペースで下山してきたのがマズかったのか、久しぶりに膝の痛みが発症。
慣れない靴での下山トレイルは危険だったか・・・と言うか、クリスタロ履いて走っちゃダメだよな普通。
と言うわけでここからはペースダウンして下山することに。
それでも大倉尾根のいや〜な階段がじわりじわりと足にダメージを蓄積させていく。これは参ったねぇ。。。

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と言うわけで昼飯タイム。
しかしながら、外は風がやや強くそして何より寒い!という事で一旦山荘の中に避難。
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なつかしの尊仏山荘。
もう20ウン年前か、ここに来たのは。当時と見た目は変わらないけど、さすがに外観はきれいに直されてるね。

で、一旦は山荘内に避難したものの、中でバーナーを使って良いのか良く分からず結局外へ。
昼飯は↑の山荘のすぐ手前の階段付近で。

そしてここで悲劇は起きた。
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今日はスープチゲ雑炊を作ろうとアルコールストーブに米を投入して煮込んでいる最中。
かき混ぜようとスポークを鍋に入れたその時、コッヘルがバランスを崩して手前に落下・・・。
↑の写真ではその惨状が地面に記されているのを見て取れるだろう・・。がっくし。
まあ、スープは少なくなってしまったけど味はさほど影響無いみたいだったので。それよりもアルコールストーブにもチゲスープがかかってしまったことの方がショック。。。燃費悪くなってしまうだろうか。

で、やっぱり外での休憩はツライ。
飯を食べている途中になにやら白いものが舞っている・・と思ったらなんと雪が。
幸い吹雪くことは無かったけど、持参したナルゲンボトルの口についた水滴や、ハイドレーションのチューブまで凍り始める始末。
と、言うわけで早々に片付けしてやはり山荘でカラダを暖めることに。
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山荘では休憩料が300円だが、400円払えばコーヒーが飲める。という事でコーヒー注文。
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暖まりますわ・・。それにしても俺の帽子、めっちゃ汗染みてるな。やっぱり綿の帽子はダメだなあ・・・。
帽子、再考の余地アリ。
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山荘内は薪ストーブのおかげであったか。
石油ストーブの前ではネコがぐでーっと伸びている。ああ、まねしたい。

そう言えば以前泊まった時とはちょっと印象が違う気がする。
どうやら山荘側ではなく、左脇に建つ小屋の方に泊まったみたいだ。それもそうか、あの時はギュウギュウ詰めで夜中トイレに起きて、戻ってきたら寝る場所なくなってたもんな・・・。
コレが俺の山小屋嫌いの発端と言っても過言ではない。とは言いすぎか。
平日狙いで小屋泊ならアリかな〜。でも丹沢縦走するなら小屋泊しか選択肢ないんだよねぇ。
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持参したゆで卵。塩くらい持ってくれば良かったと若干後悔するも、なんとなく美味い。山なら塩なしでもイケル。


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行者茶屋から少し下り
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そしてまた少し木道を登ると見えてくるのが木ノ又小屋。
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こちらの山小屋、後で知ったのだがなんでもコーヒーが美味しくて有名らしい。
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ここにたどり着く頃には、寒くて寒くて暖かいものが飲みたくて仕方なかった。コーヒーが有名と知っていればここで飲んでも良かったのに・・・。という訳で、情報不足な俺らはそのまま通過。
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途中、ヤセ尾根から南側を見ると小田原方面の市街地、そして手前には山塊に崩れの大きな沢。この辺りは尾根もかなり狭いので若干気を使いながら慎重に歩く。
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その反対側の北斜面にはまだ雪が残る。これからまたたっぷりと積もるんだろうねえ・・。
もう1、2週間もすればアイゼン必須な感じだろうかね。
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ヤセ尾根を抜けるといよいよ前方には塔ノ岳への最後の登りが見えてくる。その先、霧の中に浮かび上がる尊仏山荘。それにしても今にも雪が降り出しそうだ。
さあ、山荘へ急ごう。
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行者岳からは再び

鎖場をギュイーンと下り

木の階段をギュイーンと登り

またも鎖場を登り‥

ガレ場の急登を登って

ようやく行者茶屋に到着。
ここが今回一番キツかったな。特に最後のガレ場を登ってから茶屋に着くまでの泥濘が酷く体力だいぶ持ってかれた。

そして

まさかの時計のバッテリー切れ!
かなり気温も低かったのでもしかしたらバッテリーが低電圧のせいでディスプレイが消えただけかと思いきや、これは帰宅してからも復帰せず‥。
ああ、電池交換しないと。

取り合えず行者茶屋はそのまま通過して、先を急ぐことに。

先程まで快晴の空も気付けば西の方からどんより雲が。
雪でも降らないといいんだけど。


三ノ塔から烏尾小屋まではかなり急な下り坂。途中鎖場もあったり、尾根道なのでトレイルが細くなった所もあり、今回のルートで一番気を使うところだ。


で、何とか無事に烏尾小屋に到着。
ここは期間営業の小屋なんで今は閉鎖中。

烏尾小屋の前から西の方を眺めると真鶴〜伊豆半島が一望出来る。

ここに一泊して夕焼けや朝陽を見るのも良いかもなあ。

だいぶ近づいてきた塔ノ岳。とは言えまだまだ行者岳、木ノ又小屋のピークを越えないと。

結構な急登で写真を撮り忘れたけど、こちらは行者岳山頂。

山頂には祠がある。これまた写真撮り忘れてしまったけどしっかり山行の安全を祈願しましたよ。

振り替えるとここまで歩いてきたルートが良く見える。二ノ塔、三ノ塔、烏尾山。
標高がさほど高くない割には解放感のあるトレイルを歩けるのも丹沢山塊の魅力だね。

二ノ塔で小休止したら、次は三ノ塔だ。
と言っても二ノ塔〜三ノ塔はあっという間に着いてしまうんだけどね。


ってことで10分ちょっとで三ノ塔到着。
山頂には小屋がある。最初これが烏尾小屋かと思ったら違ってた。

三ノ塔からはこれまた絶景!

富士山に愛鷹連峰。先週はあの反対側に居たね。

お隣の大山。裏からまともに見るのは多分初めて。子供の頃の記憶が無いので‥。

南には湘南の海。江ノ島、三浦半島、更には房総半島までしっかり見えてる。冬ならではの風景だ。

実は新宿の都心部やスカイツリーも見えたんだけど、スカイツリーはさすがに写らなかった‥残念。

そしてこれから目指す塔ノ岳。中央の高いpeakがそれ。
ここからは下っては登り、下っては登りの繰り返し。しんどいけど、もう先は見えてるから幾らかは気分も楽だ。


で、まずはギュイーンと下る‥下りすぎなくらい下る。
返せっ俺の稼いだ標高っ!と、言いたくなる‥。

快晴の空のした、黙々と階段を登り標高を稼ぎ‥


こんな感じの急登も出現。

ヤビツ峠は標高761m、二ノ塔は標高1,140m。標高差にすれば約350mだが、かなり短い距離で高度を稼ぐため所々でこのような急登が現れる。
それでもこれだけ展望が拓けていると多少のツラさもテンションでカバー出来るね、まだ。


と、言うわけでお金と標高は稼げるうちに稼ぐ!

なんてことをやってるうちに二ノ塔到着。

ちょっとしたベンチがあるので小休止。

北側に見えるのは三ノ塔。あちらは標高1,205m。
二ノ塔前の急登でかなり消耗したので

チロルチョコのきなこもち!
以前は全く眼中になかったのだが、山をやるようになって食べてみたらあのもっちりグミが病み付きになってしまった。期間限定なのが非常に悔やまれるのだが、こいつの良さを理解してくれる人はそうそう居ないと言う‥。
残念。

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