u n l i m i t e d

山へ、森へ、歩いたり、走ったり。

2011年10月

急な岩場と木の根の張り出したルートと格闘しながら標高を上げていくと、背後には雲海の彼方に富士山発見!

そして前方には瑞牆山を代表する奇岩・大ヤスリ岩がドーンとお出迎え!


デカイねーしかし!
ここでこれ以上ストックを持っているとかえって危ないとの判断で仕舞うことに。

そして俺は思った。
この大ヤスリ岩は間違いなく

妙義山以来のグッジョブ岩だ。
彼もまた良くやっているな。

大ヤスリ岩からぐるっと巻いて裏手に回ると

いよいよ山頂まであと10分!
ついにあの奇岩のてっぺんに立つときが来るのだ!
逸る心を押さえつつ、しかし自然と歩みも速くなる。



梯子を登り

木のトンネルを抜けた先には、まさしく絶景が待ち構えていた!

桃太郎岩をあとにして、本格的に瑞牆山への登りに入る。
岩の脇にある階段を上がると、そこには黄色にそまるブナの林が。


山は秋を通り越して一気に冬かと思ったけど、しっかり秋山でした。

大雨が降れば一気に鉄砲水でも起きそうな涸れた沢沿いの岩場を登る。


これが中々手強い。段差の大きな岩場を上っていくのでストックはあまり役に立たない。なんとかよじ登りよじ登り、岩場をクリアすると

見上げた先には高く青い空と、まるで金色に光るかのような見事な紅葉!
森林限界を超えないギリギリの標高だからこそ見られる景色にしばし見とれる。

そのあとも岩場をクリアしては

ご褒美のように現れる紅葉の見事さに疲れも吹き飛ぶかのようだ。

振り替えると紅葉の合間から除くのは茅ヶ岳。
キレイなピラミッド型に見える山容に、これまたうっとり。

変化に富んだ景色を堪能しながら、じわりじわりと標高を稼いでいく。

富士見平小屋で15分ほど休憩して、再び瑞牆山目指して出発!

ガレ場で緩やかなアップダウンのトレイルを進むと


瑞牆山の山頂部分が木々の間からハッキリ見えた!

スッゲー!あの岩の上に立ちてぇ!嘘です無理です!

近く見えるけどまだあそこまでの標高差は500mくらいあるんだよね

しかもここからは一旦沢まで下ってからの登りになるから、実質的な標高差は700mくらいあるかもしれない。
稼いだ標高が台無しになることほど無念なことはないよなぁ。

とまぁ愚痴っても仕方ないのでさっさと進むか‥。


途中、小川山への分岐点を発見。
日本のヨセミテと呼ばれる小川山、ここからも行けるんだな。
かなり距離はありそうな気がするけど。
あ〜何年かぶりに廻り目平行きたいなあ。

などと感傷に浸るまもなく、急勾配の下りが残念ながらスタート。

微妙に湿気を帯びたガレ場はかなりスリッピー。ズルンと行きそうになるのをなんとか、踏ん張りながら沢まで降りる。

対岸にはもう真っ赤に色づいた紅葉。
秋やねぇ。

沢の水はもうキレイ過ぎメチャメチャですな。


そしてこれがかの有名な?桃太郎岩か。なんでまたこんなことになってるのか分からないが、とにかくここに来る人は岩が崩れないようにっ支え棒をしていくのが習慣らしい。
ホントかどうかは知らないが。

さて、瑞牆山登山はここまでは言わばウォーミングアップ。
本当の登山は、ここからが勝負なのだ。

林道を過ぎるとさっきより勾配がまた上がり、足場も悪くなってきてちょっと歩きにくい。

とは言え、朝のまだ早い時間だ。
木々を抜けて吹いてくる風が心地よい。

しかしなかなかエンジンのかからない嫁さん。
今一つペースが乗ってこないみたいだ。日頃の疲れが溜まってるみたい。

さらに進むと前方に『水場』の案内看板。
あれは富士見平小屋のかな。

行ってみるとかなりの水量がこんこんと流れ出ている。今日は念のため1.5Lの水と500mlのお湯を持ってきたけど、こんなに豊富なら水要らなかったかな。

そして上を見てみると、小屋がちらっと見える。

何だかんだでかなりゆっくり登ってきたので、1時間弱かかって富士見平小屋に到着。

いかにも山小屋っぽい外観には好感が持てるね。なんか事前にみた写真よりキレイだ。

テント場もかなり素敵。
林間の静かなテン場だ。水場も近くトイレもあり。そしてロケーション的にもなかなか良い。
これは清滝小屋にならんでテン泊したい小屋ランキングインだな。

ただし、風向きによってはトイレ臭が仄かに漂うのが難点か‥


山荘の前の道を挟んですぐの登山口から暫くはゆるやか〜な登り。白樺の林の中を気持ちよく歩く。

所々にこんなデカイ岩がゴロゴロ。
瑞牆山自体がどうやらこんな感じで出来ている山のようだ。


倒木のトンネルをくぐり抜け

ちょっとずつ勾配がキツくなってくると、

ここで一旦林道をまたぐ。
この林道を超えると、暫くはジグザグに一気に標高を上げていく。

ジグザグを過ぎると、尾根に出る。
ここに一休み出来るベンチがあり、ここからは目指す瑞牆山がチラリズム!

何ともエキセントリックな形をしてるなぁ。
これからあそこに行くんだぜい。
高まる!


駐車場はこんな感じ。
さっきよりだいぶ明るくなったな。

準備を整えたら駐車場をあとにして、まずは瑞牆山荘へ。気温は8℃、ちょっと寒いかな。

瑞牆山荘は駐車場から歩いて5分くらい。なかなか洒落た感じの山荘で、この連休も宿泊は多かったようで、山荘から出てくる人も結構いる。
山荘脇には有料トイレ。
1shot100円也。
しかし夜間は電気の場所が分からず、ヘットランプ必須なところは鷹ノ巣山避難小屋のトイレと同じだ。


さて、トイレも済ませて準備も万端。それでは行きますか。

06:05、瑞牆山に向けてスタート!
まずは富士見平小屋を目指すぜ。

瑞牆山荘には3時00分ごろ到着して、それからしばらく仮眠を取り、さきほど5時00分に起床。
空が少しずつ白み始める。

山荘前の無料駐車場はほぼ満車。さすが人気の山だけあるな。
早い人はもうスタートしてる人もいるみたいだ。
こちらもささっと準備しますかね。

と言うわけで秋山登山第三弾、瑞牆山に向けて中央道を爆走中。
ただいま初狩SAにて小休止してやす。


瑞牆山は
標高2230m、奥秩父の縦走基点ともなる山で以前隊員Kも金峰山、甲武信ヶ岳の縦走で行っていた山。
山頂付近の奇岩が特徴的な山だ。

麓にあたる瑞牆山荘からのアプローチも容易なため人気も高い。
本来なら富士見小屋や大日小屋辺りで一泊して金峰山も行ってみたいところだが、さすがに三週連続のテント泊は厳しいので今日は日帰りで瑞牆山オンリーで行ってきます。

空を見ると月も星もよく見えていて天気も期待できそう!
まずは安全運転で瑞牆山荘目指しますかな。

10月の三連休初日は爽やかな秋晴れ。
今日は山ではなく久々チャリをぶらりと吉祥寺まで走らせる。

早稲田通りをひたすら西へ。

25分ほどて青梅街道とぶつかり、そこには前にも来たことのある井草八幡が。

前に来たときは中まで入らなかったので、今日は入ってみようかな。

なかなか広い参道。秋の木漏れ日、回りは静か。


初めてお目にかかる井草八幡はかなり立派!
ちょっと京都の下鴨神社を思い出す。

中には頼朝が欧州征伐の際にここに立ち寄った記念で植えたと言う松もあるのよ。

朱塗りの外観と比べると渋さ溢れる拝殿。
こちらは松尾大社とかに似てるかな。
あ〜、ちょっと京都行きたくなった。


そこからまたチャリを走らせ、30分程で三鷹ハイカーズデポに到着。なんだ、自宅から1時間くらいとはなかなか近かったんだな〜。

店内を物色してる最中、他のお客さんと店員の長谷川さんが何やら山装備について談義してる。
行動食はどうする、稜線でのシェルターはどうだ、寒さの対策はどうだとあれこれ。
会話に参加したかったけど、遠慮して静かに物色。
モンテインのインサレーションウェアや新作のアルコールストーブを手に取ってみた。
モンテインのは隊員Tがこないだの鷹ノ巣山で使っていたけどあれ、良さげだなぁ。
新作のアルコールストーブは、コンセプトはいいのだが作りが甘く感じた。
エアインテーク構造は良いのだが実際は使いにくそうな印象。あれ、どうなんだろう?


で、その後は吉祥寺に戻り井の頭公園に。


上は静かで良いんだけど

下に降りると人が多いな〜!


で、今、公園の池を見ながらコーヒータイムでやんす。

jobs


自分はApple信者でもないし、製品もほとんど使うことはなかったけど、この業界にいてこの人の影響力を感じない人はおそらくいないだろう。
今ではスタンダードになったメモリプレーヤーや、スマートフォン等はもちろん、他にも日常的に使うようになったもの、あるいは考え方、身の回りにあふれている当たり前になったことの多くの中に、この人のアイディアが詰まっていたことは間違いない。
これだけ我々の生活に影響を深く与えている人は、そう多くないはずだ。


こんなことを書いたら白々しいかもしれないが、やっぱりショックです。
出来る限りの感謝と、ご冥福をお祈りします。

Steve Jobs
1995-2011

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